【妄想日記】第2回―3/20日(月)

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3/20(月)


――PM.7:54――


いぬは、自宅へと遊びから帰宅していた。


俺「ただいま〜」


本当は一人暮らしなのに、今では琥珀さんと桜という居候(?)がいるから「ただいま」なんて言葉が出た。
……が、


俺(ん?返事が帰ってこないぞ……)



ネロ「おかえり」


俺「ぶはっっっっっっっ!?!?!?!?!?!?」


そこにいたのは琥珀さんでも桜でもなく……なんか黒いコートを着た変態。


俺「何だよお前っ!?俺はお前みたいな奴を妄想日記で出したいとか思った事ないんだけど!?」



ネロ「ふむ、貴様は前回の妄想日記を覚えていないのか?
『次回予告』とやらで私が出るだとか書いていただろう。
仕方ないからこうしてはせ参じた訳なのだが」


俺「いやアレはネタだし。
……つーか、お前琥珀さんと桜をどうした?」



ネロ「ん?それなら私の淫獣とやらが」



鹿「淫獣じゃないっすー」



ネロ「そうか?別にどちらでも構わんのだが。
まぁとりあえず、そいつらが今食しているところだが」


俺「……た、食べっ……!?
まさか、お前、その、あんな事やこんな事をしてくれてやがるのか」



ネロ「真っ最中だ」


俺「うはwwwwwwwおkwwwwwww把握wwwwwwwwwwwwwwww」



ネロ「何を笑っている?」


俺「あ、いや何でもないです……」



ネロ「さて、では始めようか」


俺「えっっっっ!?!?!?」



ネロ「貴様、前回の次回予告を振り返れと言っただろう」


俺「いや、確か覚えてる範囲だと謎の美少女戦士セーラーエトナさんが出てきてくれるんじゃ?」



ネロ「確かにそう書いてはいたが、本人が嫌がっているので中止」


俺「何その自分勝手!?」



ネロ「仕方ないから私がお前を犯す事になった」


俺「いや待って、その展開はダメーーー!」



ネロ「大丈夫だ、一部の女性陣には受ける同人誌のネタにはなる」


俺「ならねーよ!!つーか売れねー!!!111」



ネロ「問答無用」


俺「お前段々キャラ変わってね!?」



ネロ「参る」


俺「参らないでー!!!!11」


そのとき、俺の足元が光った。
そこから現れたのは……


俺(この展開はセイバー召喚!?)



黒猫「……」


俺「……」



黒猫「……」


俺「……猫?」



黒猫「……」



ネロ「む……」


セイバー……ではなく、現れたのは黒猫。
そうして、その黒猫の姿が変化した。



レン「……」


俺「……ああ、なんだレンか―――」



レン「……」


俺「―――って、なんでレンなの!?!?!?」



ネロ「む、ぅ……!」


俺(ん?なんかネロが怯んでる気がするんですが)



レン「週末の大通りを〜」


俺(そうか、レンはネロに有利キャラだったはず!!
なるほど、つまりレンの力を借りてネロを崩し殺せと言うことか!!)



レン「黒猫が歩く〜」


俺「レン、頼んだ!あの変態黒服半裸体淫獣男をぬっ殺してくれー!!」


あるはずもない左手の令呪を掲げるように手を伸ばす俺。
まぁ案の定手の甲には何もないようだが。



レン「……」


俺「……レン?」



レン「無理」


俺「ガーーーーーーーーーン!!!!」


つーか無口なはずのレンが喋ってるんですがこれはスルーの方向ですか?



ネロ「ククク……」


俺「ハッ!?�堯�



ネロ「貴様、もしや私が不利キャラだからといって怯んでいたとでも思ったか。
それなら貴様の考えは浅はかだと言うことだな」


俺「な、なんやてーーーー!!!?」



ネロ「思い出すが良い。
あの琥珀という女も、強烈なほどに私に有利キャラだったはずだ」


俺「あ」



ネロ「分かったか?
日々貴様が『ネロ無理』『ネロ嫌い』『ネロ苦手』などとほざいているからこうなったのだ」


俺「くっ……。なら、なんで怯んで……」



ネロ「あまりの可愛さに悶えていただけだ」


俺「ロリコン!!!!????」



ネロ「さあ、おとなしく食われろ――――――――――――――――」


くそ、結局はそうなるのか――――――!


俺「ウワーン!!!!俺はホモじゃなーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!1111」


ぷすっ


俺「?」


俺が叫んだ瞬間、なにやら気持ちのいいくらい良く聞こえる音で何かが刺さる音が聞こえた。



ネロ「うがああああああああああっ!」


俺「あれ?消えた」


ネロは一瞬にしてその姿を消してしまった。
多分死んだんだろう。



琥珀「ふうー、危なかったですねー」


俺「こ、琥珀さん!!やっぱり有利キャラだったよ琥珀さん!!」


まぁどうやってネロを殺したのかは聴かないでおこうと思った。



琥珀「志貴さんの『直視の魔眼』の効力をもったお薬でぷすっとやっちゃいました。まぁそれを作るにはのびたのエキスが必要ですけど」


俺「琥珀さんのびたって言ってるのびたって」


つーかのびたのエキスってなんだよのびたのエキスって。



琥珀「さて」


俺「ん?」



琥珀「それじゃあとりあえず」


俺「とりあえず?」



琥珀「いぬさんにも試させてくださいねー♪」


俺「ちょ、まっ……」


ぷすっと昇天。
っていうか今考えたらどんな効力を持ってるんだその薬……。


――続く――



桜「どうせチン○蟲女ですよ……」←出番が無くて拗ねているらしい。


・次回予告



エトナ「突如一人暮らしをしていた少年、いぬに送られてくる謎の手紙。なんとその中身は親の作った借金の請求書だった!!」



フロン「うわ、酷い親もいるんですねぇ〜」



エトナ「なんとその金額は一億五千万!!さらに同封されている用紙にはなんと、息子を売ると言った事までが書かれていた!!」



フロン「臓器を買うなんてすごいですよね〜」



エトナ「……ん?あたし一度も臓器を売るとは言ってないよ」



フロン「あれ、そうでしたっけ?」



エトナ「っていうかアンタ、ハヤテの読みすぎじゃない?」



フロン「そうかもしれないですね〜」



エトナ「次回、フロンのごとく!第1話『エトナの赤は血の色地獄』!!
働いたら……負けかな、と思ってる」



フロン「……読みすぎなのはエトナさんの方じゃないですか?」