【妄想日記】第6回―2/21(水)

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2/21(水)


桜と琥珀の二人は、まだ眠っているこの部屋の主人(=いぬ)を放って、リビングでくつろぎながら雑談をしていた。



「それにしても、この暮らしにも大分慣れてきましたよねw」



「そうねー。なんだかんだ言って1年だもの。……まあ、1年経っているのにも関わらず、未だに6回目、って言うのがちょっと気にはなるけれどw」



「そう言えば、第4回では確かリセで対戦したんでしたっけ。あれ?結局どうなったんでした?」



「オチを付け忘れたいぬさんの責任だねーwちなみにあれはわたしのアルルゥの列にななこをあわせて、コパンドン・ドットの列に間桐桜(母性本能)、って言う返しでしたw」



「ああ、そうそうwそれで姉さんが「さすがに無理www」って言って投了したんですよね。そしたらいきなり後ろからサーヴァントの皆が出てきて、何で観てたの!?wってなったり」



「懐かしいわねー」



「そうですねw前回はメルブラネタでしたし、そろそろ先輩もネタが無くなってきたんじゃないかなぁ……」



「と言うか、さすがにわたし達二人じゃ限界があるよねー。誰か新しくきてくれないかなぁ」



「楓さんとかw」



「あ、いーねーw楓ちゃんもわたしの妹にしちゃいますよーw」



「ま、そんなに都合よくはいかないのが現状ですよね」



「でも、このいぬさんの妄想空間はもはや固有結界レベルに達してるから、有り得ないことはないんじゃないかしら。「タタリ」みたいなw」



「それだとわたし達って噂だったり空想だったりするんですか?」



「まぁ、妄想が妥当ですねー」



「……でも、妄想ならもうちょっと扱いよくてもいいと思うんですけど」



「うーん。いぬさんはやっぱりどえむーなのかもw」



「黒キャラが好きなのにはそんな理由が!w」



「それは直接、本人の口から聞かないと解らないけどw」



「あのー……」



「うわ! 本当に出たwww」



「さすが固有結界w」



「いぬくんは……? いぬくんはどこにいるんですか?」



「今は寝てますよー。そりゃもうぐーすかとw」



「はぁ。それでその……あなた達は誰ですか?」



「わたしは間桐桜です。こっちは義理の姉の琥珀さん」



「ワケあって今はいぬさんの使用人、メイドさんをやってますw」



「わたしは後輩役ですねー、同居する後輩……っていうのも珍しいですよねw」



「私はどうやら幼馴染役のようです。同居する、幼馴染、です」



「同居……。ちなみに、わたし料理とか作ってますー!」



「……料理? いぬくんのお世話は私が!」



「……あははー」


この時、琥珀さんは気付いていた。
この二人は決して出会ってはならなかったのだと……。



「こうなったら料理対決しか! どっちがいぬくんを満足させられる料理を作れるか、勝負です!」



「その勝負、乗った!!」



「もはやキャラがまるで違いますねー(汗」



「ふぅん。わたしの兄を取り合うなんて、いい根性してるわねあの二人」



「はうわ!」



「……琥珀さん、らしくないわよ?」



「い、いえ……まさか鮮花さんまで出てくるとは思わなくて」



「まぁ、いいけど。とにかく二人を止めてくるわ。桜さんのほうは結構な魔術師らしいから敵わないかもしれないけど、あの楓って人なら楽勝そうだし」



「や、やめといたほうがいいと思いますけどねー」



「こらそこの二人とも! いい加減にわたしの兄を取り合うなんてバカなことは―――」



「はい?」



「邪魔するなら殺しますけど?」



「…………」



(あーあ、せっかくオチで空の境界キャラ忘れてますよー、とかさりげなく突っ込もうかとセリフまで用意しておいたのにー。……それにしても鮮花さんとはまぁ……妹、ってことですかははぁ……)


・次回予告



「今回の内容ってさ、ただ新キャラ出したかっただけじゃね?」



「わたしみたいな可憐で清楚なキャラがまるっきしいませんね、何ででしょう?」



「まー、アンタが可憐で清楚なのかは別として」



「これでも一応天使なんです!」



「いやいや、アンタも案外、あいつらみたいに腹黒いとこあるんじゃねーの? アタシはさぁ、もう最初っからそういうキャラだからギャップってのがないわけでちょっと勿体無いことしたなー、とか思ったりしてんのよ」



「はぁ。つまり私みたいな可憐で清楚でキュートな美少女がああいう黒キャラになると言うギャップが良いわけですか?」



「しらねー。でもそう言うことなんじゃない? ヤツの考えてる事はわからないわw」



「最近だと、『女の子にしか見えない男の子』にハマってるみたいですよ。そろそろ末期なんじゃないですか? あの人」



「ふーん。それって、なんか解りやすく属性化できないもんかねぇ」



「じゃあ『女男』とか」



「わかりにくくね?」



「うーん……『女顔』」



「わかるけど、顔だけじゃないってのがポイントらしいよ? 声とか、性格とかー」



「……『ショタ』」



「つーかすでにあるし!w それにヤツは「ショタとはまた違うんだよ!!」って豪語してるんだけどw」



「むー、難しいですねぇ……」



「そろそろどーでもよくなってきた」



「もはや次回予告じゃないですしねー」



















「あれ? わたしの出番、少なくない?」



「全然キャラが違うんですけど……?」